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It's not a hippocampus, it's a sea horse

by DTR + Mike Watt

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1.
死こそが最高のメンテであるような眠りを眠れ 眠りが最高のメンテであるような死を死ね 石膏はその力を失い混ぜても混ぜても反応を起こさない。学校で教わったような熱はでない。あれはただの体温だったのだ。いつまでもしんじつでげんじつでどろどろのままだ。A級は.73、特級は.64、正確に測ってもとろとろうたいだしてしまう。 ひしゃげた未來の天氣がいつも雹の混ざったst.ivesの強風 鉛筆を削るように亜墨利加人を削り 使えるようになった三味の糸巻 孔を穿つべく掘り進み 遂には裏側に至る乎 あゝ服の外は零度 零度のヴィジョンの温さ 終バスは南口を出 居ない妻君は出版し モノクロのカモメはマナティの夫を見る ナースコールのように波は来る いつかのいつかの防波堤で 差別を溶かした葛湯の中に せろせろと入れてみせた希望 出勤まであと6時間 6時間で復活せよ
2.
あゝ居ちゃあいけないんだ トイレのない新居で 折り畳みベッドを抽き出し 初心者も熟練者も同じ籤を引いて 透明な瓦もあるのだと 南しかない南を向く 無秩序の反対は秩序ではないから 折角の花がと言い捨てて 外壁はもういいから 加工魚の夫を従え うたう 籤を使ってうたえ トイレのない家で スケルトンの魚が上ってきて 舌足らずの大陸の食材となる 贖罪とは無人店舗の加工品を避けること ドブ浚いの大陸を南へ南へ その泳ぎに要点なんてあったのか 災厄の家を組織する五分搗きの米が腹の砂丘の半分に減り 顔の見えない救援を発酵させる 春よ春よ春の夜よ 起きてからでは間に合わなかったそれらしいAIアンビエントの安否 赤い水を衣類が吸う 祈りのない法蓮草と牛蒡から離れて ハツの焼け具合をつっ突く 分画のインド人は多い筈だ 藍隈の選択肢は書面にする
3.
4.
70代生活保護夫婦に頼まれギターの五弦を苦労して張り替え終わり、動機は加山雄三だったというのでブラサンビーチの一節を弾くと、おお、おれは十番街の殺人が一番好きで、と話し始める
5.
WHSmith 03:07
男性と女性の区別は曖昧になるのではなくますますはっきりしていくだろう ふつうに書くと異常に薄い線しか出ないのが力を入れるとすこうし濃くなるというWHSmithで買った青いデッサン用のジャコメッティが喜びそうな対象が動くのを想定した傷が浅くて済む日本の画材屋では見かけない鉛筆を未だに持っていて使っている 線で大事なのは悦ぶことだ そろそろ来るな 離婚しても苗字を変えないという復讐を静かに生きる人から缶のカフェオレと柔らかいキャベツを貰う キャベツはEMのボカシで育てている 二十年前に神社に野良の白犬が居たね hippocampus 海馬桶に寝かしつけ コンポステラを撃つ ダマスカスの座頭 hippocampusはまだ使えてるって?海馬じゃなくって海河馬じゃんねー。記憶があるなら蝶の夢を見るか。ナタキンと牡蠣を食べるか。 終に閉じられた海馬の中でプルーストを書く条件が揃ったのだから身体の痛みが薄れたら、もしかしたら喜びがあるかもしれないじゃないか
6.
ねにうえお年金一万五千円 ラりうレおウララ宇宙の風に乗る まだまだ硬貨が必要だった頃僕は 工事中のハイウェイの下道を 白黒アフォーダンスに先導されながら走っていた ナビは凍結注意を連呼していた 雪曇りの旋律が幾つも消えた 金はいつも 無駄遣いだった 仏語では右はいつもストレートに正しかった 不具合でさえ 正しかった tout droit 国道のような人生があり 県道のような人生があり 農免道路のような人生があった しかし私道は必ず行き止まりになりながら楽園に肉薄した 肉薄! 星のように裏側から肉薄した ハイウェイから零れ落ちる者たちが舞った それらを仕舞のポーズで見舞った それが無頼というものだった 雪山は巨大な蚤が現れたようだった それなのにパジャマのまま犬を散歩させていた バサバサと書類は飛んだ ひとおもいに退職したかった やきとり屋はぼるがといった 大鋸屑の備長炭を使っていた 押し固めたチョコレートのようだと思った 遭難の際にはチョコレートが必要だ 今年ももう終わった 芽吹くのは、嘘だと思った カラスはジグソーパズルの欠片のように空に嵌まっていた 落ち葉も細長い枯れ草も先を争って旋回していた 車たちはいろいろな色をしていたが昼のチャイムのように無意味に思われた 寒さは色にまさっていた 陽性の一人身は枯葉が見舞ったが 「凍(いて)」は孤独さえ孤独から引き摺り下ろした 国旗のはためく建物は注意深く記憶に収めた ワシントンヤシのある、、 日の丸と星条旗と寒さが競っているのを志賀直哉のように観察していた 間違った黒を着ている人が多かった 桜の木のような黒であるべきだと思った バタイユが冒頭で失業を出すのは狡いと思っていた (ただそれで仕事・青空という曲を作ったんだった) 脳梗塞の祈りが蚯蚓の原を堰き止めている ヤベツ校長の3つの願いとは校区を拡げ共にいて 災厄に遭ってもメンタルで害が及ばないようにして欲しいということだった 理由を知ることによって戦いを進めることができる 分画は感情と同じくひとの全体ではない 自由意志は愛のドームの境界内にある 感情ではなく原則に従って良心が働くようになればいいのに、と思った まだまだ硬貨が必要だった頃のはなしだ
7.
名指さないから忘れるのだ 先延ばしするから生きてきたのだ 拾わないから死んでいくのだ 持っているから減ってゆくのだ 間近になったから裏切られるのだ 信頼するから減ってゆくのだ 約束しないから海に落ちないのだ 疑わないから菓子を食べるのだ 時計がないから余所事なのだ 打ち勝ちたいから誘われるのだ 誘惑されないから出口がないのだ 目に見えるから間違えるのだ 分析するからチェーンをかけるのだ 弱点を磨くから目を合わせるのだ 尋問されるから眠くなるのだ 苦しむから度数を高くするようになるのだ
8.
AI Joe 06:41
山の内部に棲むのと同じで クローンも確かに集合した

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Please see individual tracks for lyrics.

credits

released April 13, 2023

Cover artwork by Adam Keller

Thank you to Todd Albrecht for sequencing and Jake Housh for mastering.

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